1. おく
  2. 表す
  3. そろえる
  4. 結ぶ
  5. 解く
  6. 確かめる
  7. 決まる

速さ 015 の文章題

速さ 015 ★★★ 発展

4時と5時の間で、時計の長針(ちょうしん)と短針(たんしん)のつくる角が、はじめて10°になるのは4時何分ですか。(長針は1分間に6°、短針は1分間に0.5°進みます)

1. 数を入れて考える

いきなり x で考えず、数を入れてためしてみましょう。

4時から10分後なら、長針は12時の方向から60°、短針は125°のところにあり、2本の針の間は65°。 → 左と右はまだ同じではない。

部品x=10 のとき
長針の位置(12時の方向から)6x60 °
短針の位置(12時の方向から)120+0.5x125 °
2本の針の間の角(120+0.5x)-6x65 °

4時から15分後なら、長針は12時の方向から90°、短針は127.5°のところにあり、2本の針の間は37.5°。 → 左と右はまだ同じではない。

部品x=15 のとき
長針の位置(12時の方向から)6x90 °
短針の位置(12時の方向から)120+0.5x127.5 °
2本の針の間の角(120+0.5x)-6x37.5 °

4時から20分後なら、長針は12時の方向から120°、短針は130°のところにあり、2本の針の間は10°。 → 左と右が同じになった!

部品x=20 のとき
長針の位置(12時の方向から)6x120 °
短針の位置(12時の方向から)120+0.5x130 °
2本の針の間の角(120+0.5x)-6x10 °

2. 図

線分図短針 120+0.5x(°)、長針 6x(°)短針 120+0.5x(°)差 10°長針 6x(°)
線分図

3. おく

  • 4時からx分後に、はじめて10°になる模範

ほかの置き方でも正解です。x は「仮にこう決めた数」です。

4. 表す

部品1あたりいくつ分単位
長針の位置(12時の方向から)x分6x°
短針の位置(12時の方向から)0.5°x分120+0.5x°
2本の針の間の角(120+0.5x)-6x°

5. そろえる

単位はそろっています(角度は°、時間は分)

6. 結ぶ

=にした理由:短針の角度から長針の角度をひいた差が、問題の10°と同じだから

D 条件

(120+0.5x)-6x=10

7. 解く

  1. (120+0.5x)-6x=10
  2. 120-5.5x=10
  3. -5.5x=-110
  4. x=20

8. 確かめる

4時20分には、長針は 6×20=120°、短針は 120+0.5×20=130° のところにあり、間の角は10°。4時ちょうどは120°あいていて、そこから1分に5.5°ずつ縮むので、はじめて10°になるのは20分後。問題と合う。

9. 決まる

4時20分

10. 理由を書く

なぜ=にしたのか、自分の言葉で書いてみましょう。

模範を見る

長針が短針に近づいていって、2本の間が10°になったときだから。

11. 間違い探し

Aさんはこう書きました:6x-(120+0.5x)=10 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?どちらの針からどちらをひくのかを逆にしてしまう。

どう確かめる?解くと x=260/11(約23.6)。これは長針が短針を追いこしたあとに、もう一度10°になる時刻。はじめて10°になるのは長針がまだ短針の手前にあるときなので、短針の角度から長針の角度をひく。

Aさんはこう書きました:120-6x=10 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?長針が動く間に、短針も動いていることを忘れてしまう。

どう確かめる?xに20を入れると 120-120=0 になり、針が重なることになる。実際には20分の間に短針も10°進んでいるので、短針の位置は 120+0.5x で表す。

12. 戻る先

この問題で使った小学校の内容:

  • 小6「速さ」 — 速さ×時間=道のり。時速・分速・秒速の関係。

学習指導要領: