- おく
- 表す
- そろえる
- 結ぶ
- 解く
- 確かめる
- 決まる
速さ 010 の文章題
長さ120mの電車が時速72kmで走っています。この電車がトンネルに入り始めてから完全に出るまでに50秒かかりました。トンネルの長さを求めなさい。
1. 数を入れて考える
いきなり x で考えず、数を入れてためしてみましょう。
トンネルが800mなら、電車が進む道のりは920m。時速72km=秒速20mで50秒に進むのは1000m。 → 左と右はまだ同じではない。
| 部品 | 式 | x=800 のとき |
|---|---|---|
| 50秒で進む道のり | 20×50 | 1000 m |
| 入り始めから出終わるまでに進む道のり(トンネル+電車) | x+120 | 920 m |
トンネルが900mなら、電車が進む道のりは1020m。時速72km=秒速20mで50秒に進むのは1000m。 → 左と右はまだ同じではない。
| 部品 | 式 | x=900 のとき |
|---|---|---|
| 50秒で進む道のり | 20×50 | 1000 m |
| 入り始めから出終わるまでに進む道のり(トンネル+電車) | x+120 | 1020 m |
トンネルが880mなら、電車が進む道のりは1000m。時速72km=秒速20mで50秒に進むのは1000m。 → 左と右が同じになった!
| 部品 | 式 | x=880 のとき |
|---|---|---|
| 50秒で進む道のり | 20×50 | 1000 m |
| 入り始めから出終わるまでに進む道のり(トンネル+電車) | x+120 | 1000 m |
2. 図
3. おく
- トンネルの長さをxm模範
ほかの置き方でも正解です。x は「仮にこう決めた数」です。
4. 表す
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 50秒で進む道のり | 秒速20m | 50秒 | 20×50 | m |
| 入り始めから出終わるまでに進む道のり(トンネル+電車) | x+120 | m |
5. そろえる
- かかった時間が「50秒」なので、速さを秒速に直す。72km=72000m、1時間=3600秒なので、72000÷3600=20で秒速20m
6. 結ぶ
=にした理由:電車が50秒で進む道のりが、トンネルの長さと電車の長さを合わせた道のりと同じだから
B 2通り
20×50=x+120
7. 解く
- 20×50=x+120
- 1000=x+120
- x=1000-120
- x=880
8. 確かめる
トンネルが880mなら、入り始めから完全に出るまでに電車が進む道のりは880+120=1000m。時速72km=秒速20mで50秒進むと20×50=1000mになり、問題と合う。
9. 決まる
880m
10. 理由を書く
なぜ=にしたのか、自分の言葉で書いてみましょう。
模範を見る
電車の先頭がトンネルに入ってから最後尾が出るまでに、トンネルと電車の長さを合わせた分だけ進むから。
11. 間違い探し
Aさんはこう書きました:72×50=x+120 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?時速72kmを秒速に直さず、そのまま50秒をかけてしまう。
どう確かめる?xに880を入れると、右は1000m、左は3600になる。72は1時間に進むkmの数なので、秒速20mにそろえてから50秒をかける。
Aさんはこう書きました:20×50=x どこが違う?
なぜそう書きたくなる?電車の長さを入れ忘れ、トンネルの長さだけ進めば出られると考えてしまう。
どう確かめる?xに1000を入れると、50秒で先頭がトンネルの出口に着いたところで、最後尾はまだトンネルの中にある。完全に出るには、電車の長さ120mもさらに進む。
12. 戻る先
この問題で使った小学校の内容:
- 小6「速さ」 — 速さ×時間=道のり。時速・分速・秒速の関係。
- 小3「単位のしくみ(長さ・重さ・かさ・時間)」 — 1km=1000m、1kg=1000g、1L=1000mL、1時間=60分。
学習指導要領: