1. おく
  2. 表す
  3. そろえる
  4. 結ぶ
  5. 解く
  6. 確かめる
  7. 決まる

比・比例式 003 の文章題

比・比例式 003 ★★★

兄と弟の所持金の比は5:3で、兄は2000円持っています。兄が弟に何円か渡すと、2人の所持金は等しくなりました。兄が弟に渡したのは何円ですか。

1. 数を入れて考える

いきなり x で考えず、数を入れてためしてみましょう。

兄が200円渡すと、兄は1800円。弟ははじめ1200円で、もらって1400円。 → 左と右はまだ同じではない。

部品x=200 のとき
弟のはじめの所持金2000×3/51200 円
渡したあとの兄2000-x1800 円
もらったあとの弟1200+x1400 円

兄が500円渡すと、兄は1500円。弟ははじめ1200円で、もらって1700円。 → 左と右はまだ同じではない。

部品x=500 のとき
弟のはじめの所持金2000×3/51200 円
渡したあとの兄2000-x1500 円
もらったあとの弟1200+x1700 円

兄が400円渡すと、兄は1600円。弟ははじめ1200円で、もらって1600円。 → 左と右が同じになった!

部品x=400 のとき
弟のはじめの所持金2000×3/51200 円
渡したあとの兄2000-x1600 円
もらったあとの弟1200+x1600 円

2. 図

テープ図渡したあとの兄:2000-x、もらったあとの弟:1200+x渡したあとの兄2000-xもらったあとの弟1200x
テープ図:量の合計や差を表す図

3. おく

  • 兄が弟に渡した金額をx円模範

ほかの置き方でも正解です。x は「仮にこう決めた数」です。

4. 表す

部品1あたりいくつ分単位
弟のはじめの所持金2000×3/5
渡したあとの兄2000-x
もらったあとの弟1200+x

5. そろえる

単位はそろっています(円)

6. 結ぶ

=にした理由:渡したあとの兄と、もらったあとの弟の所持金が等しくなると、問題に書いてあるから

D 条件

2000-x=1200+x

7. 解く

  1. 弟のはじめの所持金は 2000×3/5=1200
  2. 2000-x=1200+x
  3. -x-x=1200-2000
  4. -2x=-800
  5. x=400

8. 確かめる

兄が400円渡すと、兄は2000-400=1600円、弟は1200+400=1600円で等しくなる。はじめの比 2000:1200=5:3 も合い、問題と合う。

9. 決まる

400円(渡したあとは2人とも1600円)

10. 理由を書く

なぜ=にしたのか、自分の言葉で書いてみましょう。

模範を見る

兄が渡したあとのお金と、弟がもらったあとのお金が同じになるから。

11. 間違い探し

Aさんはこう書きました:2000-x=1200 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?渡したお金が、弟の所持金に加わることを入れ忘れる。

どう確かめる?解くと x=800。xに800を入れると兄は1200円、弟は1200+800=2000円になり、今度は弟のほうが多い。渡したお金は弟にたす。

Aさんはこう書きました:2000-x=2000×5/3+x どこが違う?

なぜそう書きたくなる?弟の所持金を求めるとき、比の順番を逆にしてしまう。

どう確かめる?弟の所持金が 2000×5/3=約3333円となり、兄の2000円より多くなる。比5:3では兄のほうが多いので、弟は 2000×3/5 と計算する。

12. 戻る先

この問題で使った小学校の内容:

  • 小6「比」 — a:b=c:d のとき、外側の積=内側の積。

学習指導要領: