1. おく
  2. 表す
  3. そろえる
  4. 結ぶ
  5. 解く
  6. 確かめる
  7. 決まる

発展・単位の変換 006 の文章題

発展・単位の変換 006 ★★★ 発展

1時間20分の映画を、はじめは通常の速さで見て、途中から1.5倍速にして見たら、全部で1時間4分で見終わりました。通常の速さで見た時間は何分ですか。

1. 数を入れて考える

いきなり x で考えず、数を入れてためしてみましょう。

通常の速さで20分見ると、残りの映画は60分。1.5倍速で見るのに40分かかり、見た時間は合わせて60分。 → 左と右はまだ同じではない。

部品x=20 のとき
通常の速さで見た時間x20 分
1.5倍速で見た映画の長さ80-x60 分
1.5倍速で見るのにかかった時間(80-x)/1.540 分

通常の速さで50分見ると、残りの映画は30分。1.5倍速で見るのに20分かかり、見た時間は合わせて70分。 → 左と右はまだ同じではない。

部品x=50 のとき
通常の速さで見た時間x50 分
1.5倍速で見た映画の長さ80-x30 分
1.5倍速で見るのにかかった時間(80-x)/1.520 分

通常の速さで32分見ると、残りの映画は48分。1.5倍速で見るのに32分かかり、見た時間は合わせて64分。 → 左と右が同じになった!

部品x=32 のとき
通常の速さで見た時間x32 分
1.5倍速で見た映画の長さ80-x48 分
1.5倍速で見るのにかかった時間(80-x)/1.532 分

2. 図

テープ図映画80分:通常 x+倍速 80-x、見た64分:x+(80-x)/1.5+映画80分通常 x倍速 80-x見た64分x(80-x)/1.5
テープ図:量の合計や差を表す図

3. おく

  • 通常の速さで見た時間をx分模範
  • 1.5倍速で見た時間をx分(その間に映画は1.5x分進む)

ほかの置き方でも正解です。x は「仮にこう決めた数」です。

4. 表す

部品1あたりいくつ分単位
通常の速さで見た時間x
1.5倍速で見た映画の長さ1分で1.5分ぶん(80-x)/1.5分80-x
1.5倍速で見るのにかかった時間(80-x)/1.5

5. そろえる

  • 1時間=60分なので、1時間20分は 60+20=80分
  • 1時間=60分なので、1時間4分は 60+4=64分

6. 結ぶ

=にした理由:通常の速さと1.5倍速で見た時間を合わせた長さが、実際に見終わるまでの64分と同じだから

A 合計

x+(80-x)/1.5=64

7. 解く

  1. x+(80-x)/1.5=64
  2. 1.5x+(80-x)=96
  3. 0.5x+80=96
  4. 0.5x=16
  5. x=32

8. 確かめる

通常の速さで32分見ると、残りの映画は80-32=48分。1.5倍速では 48÷1.5=32分 で見終わる。見た時間は 32+32=64分=1時間4分、映画の長さは 32+48=80分=1時間20分 で、どちらも問題と合う。

9. 決まる

32分

10. 理由を書く

なぜ=にしたのか、自分の言葉で書いてみましょう。

模範を見る

ふつうに見た時間と、1.5倍速で見た時間をたすと、実際にかかった1時間4分、つまり64分になるから。

11. 間違い探し

Aさんはこう書きました:x+(1.2-x)/1.5=1.04 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?1時間20分を1.2時間、1時間4分を1.04時間と、10進法のように書いてしまう。

どう確かめる?1.2時間を分に直すと 1.2×60=72分で、1時間20分(80分)と合わない。時間と分がまざっていないか見直し、1時間=60分として分にそろえる。

Aさんはこう書きました:x+1.5(80-x)=64 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「1.5倍速」を、かかる時間が1.5倍になることと取り違えてしまう。

どう確かめる?xに32を入れると、32+1.5×48=104分 になり、映画の80分より長くかかる。速く見たのに時間が長くなるのはおかしいので、1.5でわる。

12. 戻る先

この問題で使った小学校の内容:

学習指導要領: